今回はNEILPRYDE DIABLO のリペアペイントをいたしました。
ダウンチューブの下側BBシェル近くの傷の補修になります。
青丸で囲った真ん中の傷は少し深いですが素材のカーボン地までは届いていません。
それ以外の周りの傷はクリヤー層のみの傷の様です。
リペアペイント作業工程
パテ盛り
まずは深い傷周りを脱脂洗浄してからマスキングしてパテ盛り前の下処理をします。
傷にUV硬化パテを盛ったらUVライトを照射して硬化させます。
パテが硬化したら凹凸が出来ないようにサンドペーパーでパテを削り成形します。
下地塗装
パテ処理が完了したらサーフェイサー塗装に入るのですが、今回はその前に塗装作業に邪魔なのでBBシェル下のシフトワイヤー受けを取り外してしまいます。
パーツを取り外したら、少し広めに2000~3000番のバフレックスで研いでおきます。
このフレームはガラスコーティングされているので、コーティングを除去する意味でも塗装範囲より少し広めに足付け作業をしておきます。
サーフェイサーが硬化したら800番のサンドペーパーで研いで下地の完成です。
塗装
再度脱脂をしたらマスキングを張っていきます。
元の塗分けに沿ったものと、パーツに塗料が掛からないようにマスキングします。
予め調色したカラーをボカシ塗装していきます。
なるべく塗装範囲が広がらないようにカラーとクリヤーを塗装出来たら硬化させてポリッシングで磨けばリペアペイント完了です。