ロードバイクフレーム FELT Z5 修復塗装

投稿日:
FELT Z5
パールレッド

今回はこちらのFELT Z5を修復塗装いたしました。
2012年モデルだと思いますが、日焼けにより退色してしまった部分を修復して欲しいとのご依頼でした。

フレームの左側が特に酷く退色していて、完全に色が抜けて白くなってしまっています。
フォークとチェーンステーのシールを剥がした部分を見ると差が分かりやすいです。
シールが貼ってあった部分は紫外線から保護されていたため、購入当時の色のままだと思われます。

こういった場合の修復方法としては、先にロゴやグラフィックのデータを作っておき、パールレッドを塗装してから消えてしまったロゴ等を塗装しなおす方法と、マスキングでロゴ等を保護してからパールレッドを塗装して修復する方法があります。
今回は後者のマスキング方法で修復することにしました。


調色中

まずはパールレッドの調色を行います。
3コートパールで塗装するので、ベースカラーのレッドと2コート目のパールの2色を調色します。

調色が終わったらフレーム全体を洗浄して汚れを落とします。
フレームが綺麗になったら塗料の足付けのために800番のアシレックスで研磨します。

このフレームのロゴやグラフィックは細かいところが多いので、数種類の幅のマスキングテープを使用してマスキングしていきます。

マスキングが終わり脱脂をしたら塗装に入ります。
ベースカラーのレッドを塗装してからパールカラーを塗装します。
今回はパールレッドを全塗装するわけでは無いので、元のカラーと馴染むように塗装際をボカシてとそうします。

パールレッド塗装後

パールレッドの塗装が完了したらマスキングを剥がしていきます。
今回のような細かなマスキングの場合、マスキングテープが重なった部分の隙間などから塗料がはみ出してしまう事が多い為、点検をして、見つけた場合は修正をします。

クリヤー塗装

ロゴなどのマスキングを剥がし終わったらクリヤーを塗装します。
今回の修復箇所はフレーム全体に散らばっていたので、クリヤーはフレーム全部に塗装します。

クリヤーを塗装後は、しっかりと塗料を硬化させるため、次の作業に入るまで数日は空けます。

磨き作業

クリヤーが硬化したら最後の工程の磨き作業を行います。
2000~3000番のバフレックスで全体を研磨してから、コンパウンドを付けたポリッシャーで磨いて艶を出していきます。

修復塗装が完了しました。
退色して白くなっていた部分も綺麗になりました。